○ 導入事例
伊那市 西町の家
街中の住宅で、地域の薪による小規模な熱供給が始まりました。
長野県伊那市の市街地にある個人宅で、
薪を利用した小規模な地域熱供給が始まりました。
設計をされた地元の建築事務所「建築設計室ヴェクトル」さんが、敷地内に薪ボイラーを使った熱供給設備を設置し、この個人宅はもちろん、近隣の事務所などにも温水として熱を供給、給湯や暖房に利用する仕組みです。
伊那市内産の地域材が積極的に利用されたお宅は、「HEAT20」 G1クラスの高断熱を実現。熱供給の温水を使った全館暖房で、寒さの厳しい伊那の冬も快適に過ごせます。
また、夏は、高性能の薪ボイラーと大容量の蓄熱タンクのおかげで、1度ボイラーを焚けば1週間分のお湯が賄えるとのこと。お施主さんも、「ふんだんにお湯が使えるので温水で洗濯をしています。梅雨の間も洗濯物の嫌な臭いがなくなりました。」と喜んでおられます。
事業主体: | 建築設計室ヴェクトル一級建築士事務所 |
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所在地 | 長野県伊那市 |
運用開始時期 | 2018年4月 |
出力 | 50kW +蓄熱タンク500L×5台 |
熱利用 | 地域熱供給(暖房・給湯) |
燃料供給 | 自社(薪) |
年間使用量 | 約20m3(薪) |