○ 導入事例
森の仲間たち研究施設×上石津地域事務所
木の駅で作られた薪を弊社の研究施設で燃焼し地域事務所に熱供給を行う
弊社岐阜支店のある大垣市上石津町には木の駅がありますが、これまで、この木の駅で集められた間伐材のほとんどは地域の外で使用され、地域循環されていませんでした。木の駅上石津実行委員会や弊社は、常々、地域の中で間伐材と薪ボイラーを使って熱利用することができたらと考えてきました。
そんな折、2017年度に大垣市がバイオマスエネルギーの地域内利用の調査を行いました。
その結果を受け、大垣市上石津地域事務所の空きスペースを弊社が研究施設として借り、そこへ今まで別の場所で研究用として稼働していた自社の薪ボイラー及び付属設備を移設。燃焼実験で出た排熱を地域事務所で暖房に利用できるよう整備しました。使用する薪は、木の駅から地域事務所が買い取り、得られた熱を地域事務所の暖房に利用します。
今後も、地域内の他施設や企業へ薪ボイラーを導入し熱供給事業を行うことで、薪の地域内循環を進めていきたいと考えています。
事業主体: | 株式会社森の仲間たち |
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所在地 | 岐阜県大垣市上石津町 |
運用開始時期 | 平成30年11月 |
出力 | 薪ボイラー:170kW+蓄熱タンク5000L×2 |
熱利用 | 暖房 |
燃料供給 | 木の駅上石津実行委員会 |
年間使用量 | 約40m3(薪) |