○ 導入事例

- 商 品 -

業務用薪ボイラー

家庭用薪ボイラー

蓄熱タンク

薪割り機

導入・コンサルティング

その他の事業

- 6つのモデル -

木の駅 × 薪ボイラーの地域循環モデル

地域×エネルギー ローカルビジネスモデル

里山 × 福祉のイキイキモデル

上下流域連携の地域間交流モデル

身近な木材の<br>カスケード利用モデル

地域資源を生かした自給自足モデル

一般財団法人 学びやの里 木魂館

薪ボイラーを活かした地域循環と地域の中心となる施設づくり

2015年に、熊本県小国町の木魂館に薪ボイラーを導入しました。

この施設は、宿泊と日帰り温泉を行なっています。弊社が薪ボイラーを導入した中で、最も燃料コストの削減効果の出ている施設の一つです。重油価格が高い時で約7割、安い時でも4割の燃料費の削減を達成しています。

木材の調達は木の駅で集めた間伐材を利用しており、地域にお金を回しています。その他、地域の製材所から出る安い製材端材も利用しています。色々な材を使うことで燃料費を抑えつつ、安定的に燃料を確保できるようにしています。

薪ボイラーシステムは、従来の重油の既存システムに比べて効率の良いシステムを構築しました。さらに、薪ボイラーの導入を機に、施設担当の方を中心にして、徹底的に省エネを図り、無駄なエネルギーのない施設運営を始めました。それに合わせて薪ボイラーの運用も最適化しています。
このため、ベースのエネルギー利用が減り、薪の使用量も削減できています。

また、薪ボイラー建屋が事務室から離れているので、見回りの手間をけるように、監視カメラを利用した遠隔監視装置を設けています。
さまざまな工夫をし、削ったコストを、施設の魅力アップに繋げています。
木の駅との連携で地元の方に馴染みやすい施設にしたり、赤牛をはじめとする飲食の強化などを行われています。最近では餃子をメニュー化して人気があるようです。
熊本地震の際には、お風呂難民の方に施設を開放し、防災の点でも地域にメリットを示しました。

指定管理者の一般財団法人学びやの里さんは、指定管理料をもらわず自力で運営を行なっています。この施設は、若い方が多く働いていて、新しい工夫がどんどん生まれます。薪ボイラーを導入して終わりではなく、常に工夫して、良いものにしていこうという、発想力や行動力が良い結果を生んでいると感じます。

いろいろなことを学び、他の導入施設に生かしていきたいと感じる事例です。

事業主体: 小国町
所在地 熊本県小国町
運用開始時期 2015年3月
出力 薪ボイラー:170kW+蓄熱タンク:8,000L
熱利用 浴槽昇温・給湯
燃料供給 木の駅プロジェクトなど
年間使用量 約250m3(薪)
業務用薪ボイラー木の駅 × 薪ボイラーの 地域循環モデル
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