○ 導入事例
郡上市 明宝温泉 湯星館
地域内で間伐材を循環させ、 森林整備を促進
明宝地域では、明宝山里研究会という有志の団体が、明宝もくもく市場を開設し、薪ストーブ用の薪販売を行ってきました。さらに、薪利用量を多くして、森林整備を進めたいと、地域の温泉施設に薪ボイラーが導入され、温泉施設の近くに、薪用の材を集める「薪プロヤード」が整備され、材の収集が始まっています。これにより、地域から出る間伐材を地域で利用する仕組みが完成しました。この施設は、大きな施設で薪ボイラーのほかにチップボイラーも導入されており、両ボイラーで熱をまかなっている日本で唯一の事例です。
事業主体: | 郡上市役所 |
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所在地 | 岐阜県郡上市明宝地域 |
運用開始時期 | 平成26年12月末 |
出力 | 170kW×1 台 + 蓄熱タンク 8t |
熱利用 | 給湯、昇温、保温、暖房 |
燃料供給 | 明宝山里研究会 |
年間使用量 | 約300m³ |